
現代の技術では、プロポーションを正しく守ることはさほど難しいことではなくなりました。しかしながら、フィニッシュ<ポリッシュ(研磨)、シンメトリー(細部の対称性)>という最終段階は、人の眼と手、熟練の技術の力に頼らざるを得ません。いまやダイアモンドの輝きの差はここから生まれるともいえます。研磨工(カッター)の経験、センス、プライドこそが輝きを大きく左右します。ミキモトは、フィニッシュにおいても精緻な評価基準を設け、ダイアモンドから最大限の輝きを引き出すことを追求し続けています。

鏡のように滑らかで、一点の曇りもない平面。ダイアモンドならではの光の饗宴は、ここから生まれます。 専用の研磨器具や研磨剤、そして熟練の技術を駆使してガードル面までをも細心の注意を払って磨き上げていきます。 例えば、表面に残った微かなカットの条痕(ポリッシュ・ライン)などについても厳密にチェックしていきます。